毛孔性苔癬(毛孔角化症)の場合

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毛穴に一致して周囲の角質が部分的に肥厚し、毛穴の出口が角化することで、褐色がかった硬く触れる丘疹(盛り上がりのない場合もあり)が多数見られる角化症の一種です。一個一個は直径1~3mmと小さいのですが、数が多く毛孔角栓と毛包周囲の赤味を伴います。赤み(摩擦刺激で黒ずんでいる場合もあります)やざらざらとした感触以外にまれにかゆみを伴うことがありますが、痛みはありません。思春期頃に現れることが多く、年齢が上がってくるとやや目立たなくはなってきますが完全には消えないことも多いです。男女ともに見られますが、女性の方が気にするためか、受診するのは圧倒的に女性が多いです。汗や皮脂の分泌の多い部位には出来にくく、二の腕の発生率が高いです。左右対称性に出るのが特徴で、二の腕以外では太ももの外側、お尻、背中などでみられることがあります。原因は不明ですが、家族内で見られることが多く、優性遺伝が考えられています。

塗り薬

角質溶解作用があり、余分な角質を取り除く効果がある尿素を配合した軟膏オキサロール、5~10%サリチル酸ワセリン軟膏トレチノイン酸などを使用します。

ヘパリン類似物質などが配合された保湿剤が処方されることもあります。乾燥は毛孔性苔癬の悪化因子で、乾燥すると角化が進みやすいため、保湿を行うことはとても重要です。

ケミカルピーリング

皮膚の表面に酸性の薬剤を塗布して、皮膚表面の角質や毛穴に詰まっている角栓を溶かして除去する治療法です。ケミカルピーリングで主に使われる酸は、グリコール酸や乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸などのフルーツ酸(AHA=アルファヒドロキシ酸)サリチル酸(BHA=ベータヒドロキシ酸)です。肌質や毛孔性苔癬の症状などによって使用する薬剤を選び、濃度や浸透時間を決めます。

その他、同じようなや働きをするプロテアーゼやパパインなどの、酵素が配合されたスキンケアもおすすめです。

漢方

イボやニキビなどの角化症に効果があるハトムギ(ヨクイニン)や、ニキビでよく使われる清上防風湯で改善することがあります。

ダーマローラー

細い針が付いたローラーで皮膚に穴を開け、創傷治癒を利用し肌再生を促す治療法です。穴を開けた後にグロースファクター(成長因子)を塗布し、より肌の再生を促す方法もあります。

レーザー

近年、フラクセルという、レーザーで皮膚に微細な穴を開け、毛孔性苔癬が発生している皮膚を新しい皮膚に入れ替えることで症状を改善するレーザーが出てきました。これは1回の照射で約10~20%の皮膚が再生します。有効な方法ですが、施術時の痛みと(麻酔クリーム・テープを使用する場合は30分ほど別に麻酔の時間が必要で、笑気ガスを使う施設もあります)ダウンタイムが1週間ほどあるため、職業柄マスクが出来ない方や、痛みに不安のある方は躊躇される場合が多いようです。

また、毛孔性苔癬は毛穴の中でねじれた状態の毛が絡まって詰まっていることが多いので、その毛の黒色をターゲットとするレーザー(アレキサンドライトダイオード)を使用し、 脱毛を行うことで毛穴を詰まりにくくします。当院の最新レーザー脱毛機LEDAはダイオードレーザーを使用しており、毛孔性苔癬をお持ちの方にも対応しております。

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