キレーション治療は動脈硬化の根本的治療になるか? パートⅢ

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2010年1月29日

恵比寿セントラルクリニックのドクターズブログでは今後数回にわたり、狭心症、

閉塞性動脈硬化症の原因である動脈硬化の伸展をキレーション治療が阻害できるかを

 

EDTA chelation therapy meets evidence-based medicine

Complementary Therapies in Clinical Practice 2006

 

を踏まえてお送りします。

 

 

1993年にCrantonが報告して以来、4600以上の論文がキレーション治療は様々な病気に有効であるという事を報告しています

 

それらの多くの論文がキレーション治療は非常に効果的と結論付けていますが、比較対照研究をしている論文は多くありません。

 

比較対照研究されている数少ないGuldagerVan Rijらの報告ではキレーション治療を受けて群と受けていない群で大きな差は確認されませんでした。

 

キレーション治療は副作用の全くない治療ではないので、十分に検証される必要はあると思います。

考えられる副作用としては腎障害、低カルシウム血症、低血糖、心不全などが挙げられています。

 

こうした現状を踏まえて、アメリカではNIHが中心となってキレーション治療の有効性をしらべる大規模な研究、「TACT」、が進められています。

 

TACT」の目的は、キレーション治療が心臓血管病を予防に本当に有用か調べることにあります。この研究が明らかになることによってキレーション治療に対する評価が定まることでしょう。』

 

と論文は結論付けています。

 

この論文だけをみると、キレーション治療が有効ではないからやめた方が良いと思われるかもしれません。

ただ、比較対照研究だけでは有効性は論じきれないと思います。

 

たとえば、鍼灸治療は長い間人類に根付いている治療法ですが、痛みに対して行われた鍼灸治療の比較対照研究では有効性は確認されていません。

しかし、実際には鍼灸治療によって救われている人は数多くいます。

 

それと同じで、キレーション治療がどんな人に有効でどんな人に有効ではないかを考える必要があると思います。

 

僕の個人的な意見としてはキレーション治療だけでは動脈硬化は防ぎきれないと思いますが、食事、エクササイズ、禁煙などの生活習慣の変更と合わせて治療することによって大きな変化をもたらすと思っています。

 

 

次回は私達のクリニックでキレーション点滴によって劇的に症状が改善された方をご紹介させていただきます。



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