メタボ患者50%が16週間で改善?? part3

ホーム > ブログ > アンチエイジング > メタボ患者50%が16週間で改善?? part3

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2010年4月23日

前回に引き続いて
 
『Aerobic Interval Trainig vs Continiuous Moderate Intensity Exercise as a Treatment  for the Metabolic Syndrome』 Ciruculation 2008
 
詳しくはこちらをご参照ください http://circ.ahajournals.org/cgi/content/abstract/118/4/346 

からお話を進めたいと思います。
 
 
高負荷の有酸素運動メニューでは通常の有酸素運動群と比べて
 
①心肺機能の改善が優れていた。
②NOの上昇が認められた(通常の有酸素運動群では変化なし)
③LDL(悪玉)コレステロールの17%改善(通常の有酸素運動群では変化なし)
④血糖値の‘明らかな’改善が認められた
⑤HDL(善玉)コレステロールの25%上昇

内容で勝っていました。
 
(ちなみにこの論文でのエクササイズの定義は以下のようになされています。通常の有酸素運動の定義は最大心拍数の70%でのエクササイズ、高負荷の有酸素運動とは最大心拍数の90%でのエクササイズと定義されています。これを週3回16週間続けています。)
 
こんなつらいトレーニングできないようと嘆いている皆様に素晴らしい情報があります。
私たちの研究では(一部東大の研究にもありますが)
 
『加圧トレーニング』  
 
がメタボの改善に大きく寄与すると思いますよ。

やっぱり加圧はすごいという結論で終わってしまいましたね。

個人的には加圧トレーニングは東大をはじめとする大学レベルで研究がなされているので
治療に非常に応用しやすいという利点があります。つまり誰もしていない治療をしようと思う時に加圧トレーニングでは基礎研究が先行しているので理論づけしやすく、患者さんの同意や納得を引き出しやすいというメリットがあります。

いずれにしてもエクササイズを取り入れた治療では結果が出やすいというメリットと効果が大きいという2つの嬉しい結果をもたらします。

皆様もお忙しいこととは思いますが、頑張ってエクササイズをしていただきたいと思っています。

※糖尿病、高血圧や高脂血症といった合併症のある方はエクササイズをされる前に主治医の先生と
必ずご相談ください。エクササイズを治療として用いるのであれば医師と患者が2人3脚で取り組んでいく必要があると思います。もしそういった主治医がいらっしゃらない場合は私どもにご相談ください。