ダイエットの一つの定番ともなりつつある『加圧トレーニング』だからなのか、
当院を受信される方の多くが既に加圧トレーニング体験がお済みのことが多いようです。
また加圧トレーニング体験をされる方の大半がご質問されることで一番多いのも
『加圧トレーニングで痩せますか?』です。
加圧トレーニングで痩せる根拠はどこにあるのでしょうか?
①加圧トレーニングをすることにより筋量が増えて基礎代謝が増加する。
②加圧トレーニングにより分泌される成長ホルモンにより脂肪代謝が促進される。
果たしてそうでしょうか?
①の『筋量が増えて基礎代謝が増加する』
基礎代謝量とは除脂肪体重×30で近似することができます。
ex.) 50㎏ 体脂肪率 30% の方の場合 序脂肪体重は 50×(100-30)÷100=35㎏なので基礎代謝量は1050kcal となるわけです。
筋量が仮に2㎏増えたとすると基礎代謝量は (35+2)×30=1110kcalとなります。
その差たった60kcalだけです。 もしオフィスにお勤めで仕事で体を動かさない人だとすると
活動係数を考慮してもたかだか100kcal程度。
脂肪を1㎏減らすのに9000kcal必要なことを考えると90日かかる計算になります。
※加圧トレーニングしたからといってビールの量が増えたり、お菓子の量が増えたら却って太りますね。
ですからお食事のことを無視してダイエットに励むこと自体に非常に
無理があるような気がします。
②成長ホルモンが脂肪の代謝を促す説について
正しい有酸素運動をしたら脂肪代謝は促進されるかもしれません。
ただ加圧ジムにあるようなトレッドミル(お散歩レベル)では脂肪は分解されません。
脂肪の分解産物である遊離脂肪酸は遅筋で消費されます。
加圧トレーニング中は遅筋が導入されていますが、ベルトを外した後はそれほどではありません。
ですからかなり追い込まないと脂肪は分解されないと考えます。
ですから結論としては加圧トレーニングは強力な武器ではありますが、
使い方が間違っていたり、使いこなせないと意味がないと考えます。
加圧トレーニングをしているのに痩せないと思っている方は
是非お食事とトレーニングを見直していただきたいと思います。
どうしても他の加圧トレーニング施設で効果を感じなかった方は是非御相談下さい。
加圧トレーニングで結果を出すには、医学的根拠・理論が必要です!!
今回はクリニックで使うエクササイズマシーンの選びの旅について書いてみます。
せっかくクリニックで運動していただくのだから、短時間で効果がたくさん出るマシーンがないかもなと
思っておりました。
その時にふと思い出したのがアメリカン航空のラウンジにあった雑誌の広告
『4分間で30分間分の運動が可能』というマシーンです。
問い合わせてみると日本には代理店も、置いている施設もないとのこと。
よくある眉唾のようなマシーンの気もするし、どうしようかと思っているとアメリカでは
ハリウッドを代表するような映画俳優が使っているとか、CNNで特集された放送内容
をメールで送ってきました。
ちょうど私の妹が東海岸に留学する時期に重なったこともあり、妹のところに行くついでと思って
NORTH HOLLYWOODに思い切って行くことにしました。
HOLLYWOODとは名ばかりの工場街の中に目指すべきファクトリーはありました。
Tomという社長が出てきてマシーンの素晴らしさについて語ってくれました。
論より証拠と試してみると確かに4分とは思えない辛さでした。
隣にいたドイツから来たというムキムキマッチョマンもハァーハァーいいながら
頑張っていました。
それなのにジムでは80歳代の女性が平気な顔をして同じマシーンを漕いでいる。
高齢者もアスリートも同じマシーンでエクササイズが出来るって素晴らしいなと思いました。
女性曰く、『毎日やっているから大丈夫なの』よといっておりました。
クリニックに置く有酸素運動マシーンはこれしかないと思って買う決意をしたのですが、
一番問題となったのはその大きさです。
アメリカンサイズなわけです。
前の恵比寿のクリニックのエレベータにはなかなか乗らず
配送業者さんが5時間かかって納入してくれました。
当分引っ越しはするまいと心に決めたのですが、決意から1年4か月で
引っ越しすることになってしまいました。
エレベータに乗らないんじゃないかと思って憂鬱でしたが、無事お引越しすることが出来ました。
前のブログからだいぶ時間が経ってしまいましたが、改めて記事を再開させていただきたいと思います。
運動療法を追求する上で大事にしたのはエビデンスです。
おそらく医療機関で運動してくださる方はスポーツ愛好家というわけではないだろうから、
運動嫌い(?)な皆々様を納得させることが出来るような内容をご提供したいと思い、
古今東西の論文をリストアップして勉強に励みました。(当たり前のことですけど…)
勉強し始めると、アメリカの運動療法のガイドライントと日本のガイドラインには、同じ運動療法でも
内容が全く異なることがあり、トライ&エラーでどちらが有効なのかを実験する日々が続きました。
そうこうするうちに運動生理学に重きをおいた加圧トレーニングと出会いました。
正直な話をすると、加圧トレーニングを色々なところに試しに行きましたが、
噂ほどには痛みやダイエットに効かないような気がしていました。
でも東大講堂にて加圧トレーニングに関する授業を受けてこれまでの運動療法の常識を覆すような革命的なトレーニングだと実感して、トレーニング内容をうまく吟味すれば必ずや患者さんのためになるとの思いメニューの試行錯誤をしました。
ある程度、加圧トレーニングでのにリハビリの仕方に当たりがつき始めたころから、東京慈恵会医科大学のペインクリニック診療部長であられる北原雅樹先生のご協力のもとに痛みのリハビリテーションの一環として大学の外来にてトレーニングを開始しました。
今では、大学ペインクリニックでの加圧トレーニングは痛みの治療のみならず、診断にも大きな力を発揮することが分かり、 これまで原因不明と言われてきたような痛みの診断・治療のきっかけとなることも度々あるまでになりました。
次回はエクササイズマシーン探しの旅の話をさせていただきたいと思います。
<続く>
渋谷セントラルクリニック
院長 大友博之
最近話題の 「分子整合栄養医学」
ダイエットは勿論、日ごろのお食事に関しても非常に重要な概念です
私どもは、ドクターカウンセリングでもこの事をお話しています
実は、この分子整合医学にもとずいた栄養療法は
1960年代から多くの国々で行われています
血液検査の結果を、通常の正常値と比較して・・・・と調べるのではなく
生化学や栄養学などに基づいて診断し、体内分子(栄養素)の過不足を判断します
正に、栄養状態を細胞が活性できる正常な状態に整える医学といえます
不足した栄養素を至適量補給することによって
御自身の自然治癒力向上・体調改善・病気の予防が可能となります
ズバリ言うならば 栄養素は、至適濃度でなければ適切な作用を示さない!!
カラダ環境が整った時にはじめて
アンチエイジング・ダイエット・スキンケアなどの治療効果が期待されます
今まで様々な事をやってきたが、思うように結果が出ない方
是非一度、血液検査での「分子整合栄養医学的」診断をお勧め致します
恵比寿セントラルクリニック 河村優子
~お知らせ~
「NHK ここが聞きたい!名医にQ 」
6月26日 (土) NHK教育20:00~20:54
6月28日 (月) NHK教育15:10~16:05
7月2日 (金)NHK教育13 :05~14:00
http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20100626-31-30904
に、院長の大友が体操指導で出演致します。
大友が担当いたしますのは 「骨粗しょう症の方の運動」
当クリニックの推薦の言葉を頂いております、太田博明先生が名医としてご出演されています。
お薬、生活習慣のことなど非常に勉強になりますので是非ご覧になって下さい!!
恵比寿セントラルクリニック 河村優子