多嚢胞性卵巣症候群の欧米と日本の診断基準の違い

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当院のPCOSに関する内容が日本産婦人科学会の診断基準と異なっているという指摘を当院のアドバイザリーボードから指摘されました。日本産婦人科学会と欧米の診断基準(ARSM、ESHRE )は異なっています。当院のホームページに載せている内容は欧米の診断基準をもとに患者様に分かりやすいように記載しております。

日本の診断基準


(日本産科婦人科学会 生殖・内分泌委員会,2007)

Ⅰ.月経異常

Ⅱ.多嚢胞性卵巣

Ⅲ.血中男性ホルモン高値 または LH基礎値高値かつ FSH基礎値正常

 

Ⅰ~Ⅲをすべて満たす

欧米(ESHRE/ASRM)の診断基準


Ⅰ.排卵障害・月経異常

Ⅱ.多嚢胞性卵巣

Ⅲ.血中男性ホルモン高値

 

Ⅰ~Ⅲの2つを満たす

 

上記のように日本の基準は卵巣異常があることが診断の要となっていますが、欧米では必ずしも必須とはなっていません。

 

尚、欧米人と日本人では人種が違うことから、男性ホルモンが高い場合に示す症状が異なるとの指摘があります。たとえば、欧米で典型的症状とされる多毛,肥満などは日本では少ないとされています。

 

 

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