男性更年期

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男性更年期の症状

男性更年期とは、テストステロンの働きが落ちてくる40~60歳に好発します。その際には様々な自律神経失調症や神経症状が現れます。

性欲減退やED(勃起不全)が大きな症状の一つです。それ以外にも、疲労感、抑うつ状態、血液中のコレステロール値の増加や、糖尿病、高血圧、動脈硬化、排尿状態、のぼせ、多汗をはじめとする様々な症状にも大きな影響を与えていることが知られてきました。

男性更年期の原因

男性更年期障害の原因は、血液中の男性ホルモン低下及びホルモン受容体の機能異常により生じます。これに社会・心理的なストレスが加わって症状の程度が決まったり、症状の長さが左右されます。

男性更年期の検査

男性ホルモン(テストステロン)の採血検査及び男性更年期スコアをチェックします。

男性更年期の総合点が50点以上で重症と分類されます。(但し、スコアに関係なくテストステロンの値と総合的に勘案して治療の可否を決定します。)

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男性更年期の治療

男性更年期症状の治療は、男性ホルモン補充療法(バイオアイデンティカルホルモン補充療法)により大半は改善します。
効果がない場合は加圧トレーニングなどのエクササイズや分子整合栄養療法を始めとする治療を組み合わせてまいります。
こうした治療法をご提案すると既存の健康保険による治療が受けられなくなるのではと心配される方が少なくありません。
当院が開設した経緯は大学病院で働いている医師が健康保険では不十分な点に関して、新たな検査方法や治療方法をご提案させていただくためでした。ですから当院の治療は健康保険による治療を否定するものではありません。必要なお薬はこれまで通り内服していただき、必要ないお薬を整理していけばよいと考えております。

実際に当院を訪れてくださる患者様の多くは慈恵医大、東邦大学を始めとする大学病院、癌センター、癌研有明病院を始めとする大きな施設や開業医の先生からのご紹介患者様です。
健康保険でカバーできない治療を可能な限り、肉体的にも、精神的にも、金銭的にも負担がかからないような治療を心がけています。

ナチュラルホルモン補充療法の診療の進め方と費用

残念ながら保険診療で使用可能なナチュラルホルモンが限られているので、多くの場合は海外からの製剤を用いた治療となります。当院ではネット上にあふれているような品質の製品ではなく、海外の製薬会社、調剤薬局から直接仕入れることによって可能な限り低価格で治療を進めることが出来るようにしています。

ナチュラルホルモン治療に習熟した医師とのカウンセリングで治療前の様々な悩みや不安を解決していただいたうえで治療を進めてまいります。

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EDとは

EDErectile Dysfunction)とは、男性器の「勃起機能の障害」「勃起不全」のために満足な性交渉を営めない状態を指しています。

単に「勃起しない」ということだけでなく、勃起を維持できないことや、時々勃起しないこともEDに含まれます。

EDは今日では、単純に勃起しない、あるいはその持続時間の長短のみを示すものでなく、もっと広い範囲における満足な性行為が行われない」「性行為の満足度が低い状態を指すと考えられています。

EDの原因

性的な刺激を受けても陰茎に十分に血液が満たされないため生じます。

どんな場合にEDになりやすいか
EDは加齢による問題だけでなく、生活習慣病などの病気や喫煙、飲酒なども関係しています。
日本国内のED患者数は、潜在的患者を含め約1,130万人と推定されています。

EDの治療

一般的な治療薬としてはPDE5阻害薬と呼ばれる薬が用いられています。

現在の代表的なED治療薬としては、「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の3つがあります。
これらはいずれも、病院で医師の処方が必要な医療用医薬品として承認されたものです

それぞれの薬の特長を、簡単にご説明します。

バイアグラ
世界で最初に開発されたED治療薬。
現在世界中で広く使用されており、その安全性や有効性には高い信頼がある。
効果の持続時間は4時間程度
シアリス
最新のED治療薬。効果の持続時間が最大36時間程度と長いことが特長。
状況に応じた服用のタイミングや服用量の調節が3つのなかでもっともやりやすい。継続的に服用する人も増えてきている。

当院では安全性と実用性を考えてシアリスを採用しております。

これらのED治療薬は保険適用外のため、全額自己負担となります。

※上記の薬は全ての方に適するわけではありません。

硝酸薬*(ニトログリセリン)、抗不整脈薬(塩酸アミオダロン)を使っている方には適応がありません。

セックスレス

パートナーとの性交渉が長期間無いいわゆる「セックスレス」は、EDが直接の原因となっている場合とそうでない場合があります。

前者の場合は、EDの治療が必要になります。
後者の場合は原因検索が必要になってきます。例えば、心理的な側面もしかり、男性ホルモン欠乏状態(LOH症候群)などの器質的な側面も重要です。

特にLOH症候群で用いられる男性ホルモンには抗うつ作用や元気を起こす作用があり、セックスリビドー(性的な活力)が高まります。

当院では採血検査をしていただくことで男性ホルモンの多寡を調べております。男性ホルモンが足りないことによるセックスレスにはカウンセリングは有効ではありません。